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新米プログラマーによるRust入門-その2(四則演算)

2020年8月11日

Rust

今回はRustを用いて「四則演算」をしていきましょう。
簡単に言うと「足し算、引き算、掛け算、割り算」です。
早速やっていきましょう!!
あ、前回のRustの記事はこちらです。

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おすすめ参考書


計算していこう!

開発環境としてIntelliJ IDEAを使用していきます。プロジェクトの作成方法は前回の記事に書いてありますのでそちらをご覧ください。
さて、計算と言っても難しくはありません。これから書くコードをコピペしてもらえればできます。
一応変数に代入してから計算していきます。変数については別の記事で書いていきます。

fn main() {
    let a:u32 = 10;
    let b:u32 = 8;
    println!(a+b);
}

はい!これで完成!
と言いたいところですが、これではダメなんですよー。
他の言語だと4行目のようにprint~の中を直接今回のように書いても計算結果を表示してくれるものがほとんどなんですが、Rustはそうもいきません。
一手間加えます。

fn main() {
    let a:u32 = 10;
    let b:u32 = 8;
    println!("{}",a+b);
}

4行目が少し変わりましたね。
そうなんです「println!("{}",~);」これが必要になります。
さて、これで実行すれば変数a+変数bの計算結果が表示されます。
あとはこの計算内の「+」を各演算子に変更していくだけです。





あ......、終わってしまった。
どうしましょう............。




あ、小数の計算をやりましょうか。

小数の計算

変数の宣言が少しだけ変わる程度ですかね......。

fn main() {
    let a:f32 = 12.32;
    let b:f32 = 1.5;
    println!("{}",a+b);
}

2行目と3行目ですね。「u32」から「f32」に変わっていますね。
詳しくは別の記事で解説しますが、この「32」というのは「32bit」を表しています。
計算結果については普通に出力されると思います。
これで終わってしまうのも味気ないので、小数点以下第~位まで表示するかを制御してみましょう。

小数点以下の表示

まず変数に入れる値を割り切れない値にしましょう。
変数に入れる値に小数を使う必要はありませんが浮動小数点型である必要があります。
ただ、「f32」となっているところに小数ではない整数を入れるとエラーとなってしまいます。明示的にキャストをする必要があります。
キャストが面倒な場合は例として「3.0」のように「.0」を付けると良いです。
今回は「f32」ではなく「f64」と宣言してください。
なぜかは実際に動かしてみるとわかりますが、今はとりあえず小数点以下の桁数を制御してみましょう。

fn main() {
    let a:f64 = 13 as f64;
    let b:f64 = 3.0;
    println!("{}",a/b);
}

まず普通にこうすると

4.333333333333333

こう表示されると思います。では、小数点以下を4桁まで表示してみましょう。

fn main() {
    let a:f64 = 13 as f64;
    let b:f64 = 3.0;
    println!("{:.4}",a/b);
}

4行目ですね。「"{:.4}"」となっています。ここが小数点以下の表示桁数を表しています。試しに4から3にしてみてください。そうすると小数点以下が3桁表示されると思います。
小数点以下の数字を指定した桁数で丸め込んでいるわけですが、これは四捨五入になっています。
詳しくは追々やっていきましょう。

まとめ

ひとまず計算については以上になります。
まだモヤモヤすることもあると思いますが気長にやっていきましょう。
次の記事で変数のデータ型についての解説をやっていく予定です。
記事が投稿されるまでしばらくお待ちください。

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