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プログラマーを目指したきっかけ~専門学校卒業まで

高校3年生の初めごろに「あ、進路考えてないなぁ」と思っていたんですね。
で、たまたま金曜ロードショーで「スターウォーズ」がやってて、おなじみのC-3POR2-D2が出ていたわけですよ。

ふと、「AIとかが進化していくとこんな感じの自分の意志で動けるロボットとかできるのかなぁ......」と思いました。
そこで何を血迷ったのか「お、これは自分でも作りたい!」と思いどうするか考えた結果

よし!プログラマーになろう!

と思い、そのまま流れに身を任せ専門学校への進学を決めました。
学費については自分の貯金40万円程と足りない分は「親から借金」という形で確保し進学することにしました。
大学への進学も考えましたが、何より「学費が高い!」「4年も勉強したくない!」の2つで即却下。
専門知識だけならばということで専門学校に進学しました。

専門学校に進学したは良いものの、プログラミングの「」すら知らない状態での進学だったので授業が本格化するまでの1か月の間に「基礎中の基礎」だけは頭に叩き込みました。

専門学校に在学中は土日にがっつりアルバイトをして食費と通学費を確保し、その他の使い道として勉強道具や運転免許の取得へ使用しました。
余った分は借りたお金を返すために貯金していました。

私が通っていた専門学校は2年制だったので1年の終わりには卒業研究のテーマを決定していなければなりませんでした。
正直プログラミングの「」すら知らなかった初心者が「たった1年で何ができるんだ」って話ですよね。
案の定テーマ決めがなかなかできず、ずーーーっと頭を抱えていました。

頭を抱えながらも2年制なので就活もしなければなりません。
様々な求人を見て会社見学へ行ったりということを何度も行い、研修後割とすぐに現場に入れそうな会社を選び面接へ行きました。

大手企業は研修後、現場の業務に加われるかと言うと微妙なところがありましたし何より資格も実績もなかったので採用される気が微塵もしなかったので中小企業への就職を目指しました。

結果としては面接に行った1社目で採用。就活は6月で終わりました。

「これで卒研に専念できるぞー!」
と意気込んだは良いもののなかなかテーマが決まらず「とりあえず良さそうな題材ないか検索してみるかぁ」と、スマホで検索してみました。
そこでふと「検索エンジンってどういう仕組みなんだ?」と思い、そこからテーマを「小規模検索エンジンの実現」に決定しました。

とは言えアルゴリズムなんてものは調べたところでろくな情報が出てこないので、用語の意味や色々と考察している人たちの記事を調べる程度にとどめました。

「さて、どうしたものか…」となった時に私の変な部分が出てきて

よし、仕組みが良く分からないなら作ってみればわかるでしょ!

と言う謎の結論に至り検索エンジンで重要なクローラーの開発に臨みました。

正直最初は「まぁ、どうせうまくいかないだろう」と思っていた開発でしたが、何とうまくいってしまったのです。
良い意味で想定外の事態が発生したわけです。
しかもノートパソコンだけで十分動作可能な小規模ロボット型検索エンジンを作れたのです。
それをクラスの担任に報告したら

学科代表で発表してくれないか?

と言われ発表することに……。
人前での発表なんて「超」が付く程苦手なんですよ。
それでもお世話になった担任からの熱いプッシュがあると断れませんよねぇ…。

発表時間は15分だったので配布資料や表示するスライドには細かいことは書かず、実際に動作させながら発表する形式にしました。
そして発表には学校が用意した専用のPCに資料を移して、必要であればプログラムも移して準備しておくことになりました。
自分のノートパソコンから環境を移植して動作するようにしておき、卒研発表へ向けプレゼンの練習をしていきました。

そして発表当日……。事件がおきました。

学校のPCが起動しない問題発生!

はい、そうなんです。準備しておいた環境が使えなくなってしまったのです。

資料については念のためUSBで持ってきていたので別のPCで使用することで何とかなりました。
問題は発表に使う予定だった環境がなくなったという点です。
正確にはクローラーと表示用WebページはUSBに保存していたので、問題は検索エンジンのデータが保存されていたデータベースが全て消えてしまったのです。

で、どうしたかと言うと

卒研発表までの直前練習に使う予定だった時間の約2時間を使用し、最低限動作する環境を使用できるPCに再構築してクローラーを用いてデータを問題なく回収できることを確認できるまでにしました。
で、クローラーも問題なく動いた。そしてデータベースは用意できた。
ここでこう考えました。

クローラーでデータを回収するところから見せれば良いのでは?


ということで、自分の発表用の資料の修正を行い発表に臨みました。

発表は無事に成功し地味に評判良く終えることができました。

卒研も終わり卒業を迎えましたとさ。

って感じです。

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